2017年12月11日月曜日

システムインテグレータのための減12Kg達成方針

この記事は株式会社バルテックアドベントカレンダーの11日目の記事です。

お疲れ様です、バルテックの中村伸司です。アドベントカレンダー、三年ぶりの参戦となっております。なんか懐かしいっす。入社以来、J-Schoolに教えを請い、CCNA/LPIC取得を達成後、はれてネットワークエンジニアになって三年の月日が経とうとしています・・・もうそんなになるのか。

今回は、IT×食のマッチポンプということで、システムインテグレータとしての考察を元に一年間のダイエットに励んだ際の方針と自慢話を語りたいと考えています。

まずは、方針。


ダイエッターの基本方針として、一番に着目すべきは摂取カロリー数と消費カロリー数のバランスです。摂取カロリー数は「食べる」ことでいとも簡単に増えていきますが、消費カロリー数のそれは摂取カロリー数を減少させ、どこかで運動するなどの行動を起こし、消費する必要があります。
人間の1Kgの体重を減らすのに必要なカロリー数は約7200Kcal。1年で12Kg、1ヶ月に1Kgやせようと考えれば、毎日240Kcalを減らせばいけるじゃん!と思われがちですが、そんなに甘くありません。
そんなわけで、下記4つの方針もとい、誓いを立てた上で、1年ほど、ダイエット行動に勤しみました。

  • 朝は食べる。基本小食方針で。
  • 昼食は外食になりやすいので食べない(味が濃く、高カロリーな食品が出やすい)。
  • 夜は食べる。基本は肉野菜中心で。
  • 運動は・・・出来ない。そんな暇などどこにも無い。

どれ位やせれるのか?


とある一日の摂取カロリー数を計算してみると1500Kcal程。だいたい、自分の一日の消費カロリー数は1800Kcal(運動しなくても消費される分)、プラス、運動で300Kcalほど(徒歩などで)。おお!マイナス600Kcalもあれば、毎月マイナス2Kgはいけるやんけ!と考えましたが、実際にそうはなりませんでした。
ダイエットを見積もる上で、約半年もがんばれば12Kgなど余裕であろう・・・と信じて疑いませんでしたが、実際にふたを開けてみると、せいぜい、1ヶ月/500g程度が関の山。摂取カロリーと消費カロリーは気にする必要はありますが、まったく持って当てにならないことを実感しました。
「体質」であるとか「運動すれば」とか、「豆腐ダイエット」「野菜ダイエット」「納豆ダイエット」とか、そんないろんな方針を再検討してみましたが、もっと当てにならない
そんな手詰まりの状況を打開すべく考え付いたのは「負けないこととか、投げ出さないこととか、逃げ出さないこととか、信じ抜くこととか」。結局は根性で立ち向かうしかありません。そんな生活を4ヶ月ほど続けていた結果、契機が訪れました。

一気に2Kg減!


そう、何故だか判りませんが、いままでの貯金を消化するように、一気に2Kgの体重減となったのが4ヶ月目でした。その後は順調に1.5Kg減~1Kg減を推移し、10ヶ月目にはトータル10.5Kg減となります。
そんな状況を邪魔するかのように、忘年会シーズンや昼食の誘いなどを受けますが「自分・・・ダイエット、やってますんで」とキモい断り方に「お、おお・・・」とドン引きされつつ断って(どういう断り方だ)いき、12ヶ月経過。70Kg→58Kg、達成できました。

結果にコミットさせてみた。


自分の適性体重は58Kg。70Kgという体重を担った結果、「お気に入りのセーターか着られなくなった」「職場でベストが着られない」「今までの、スリムフィット型のワイシャツが着られない」「ズボンが入らなくなってきた」などの様々な弊害が起こっていました。主に体型だけの問題ですが。
職場の直属の上司には「言い方は悪いかもしれないけど、俺、肥満は甘えだと思ってるから」といわれ、チーム内でも肥満キャラの汚名がつくほどでした。
目標を達成したある日、数年ほどタンスに眠っていたベストを着て出向先に向かったのですが、上司にその姿を見られて、「結果にコミット・・・しやがったなぁ・・・」といわれるわけでもありませんでした。ですが「何ベストなんて着ちゃってんの?w」煽り位は受けました。ザマーミロですよ。
なんかヤな職場っぽいイメージですが、楽しくやってますんで、担当営業さん、気にしないでください。
今回のテーマはIT×食ですが・・・これって完全にダイエット体験記ですね。

2014年12月12日金曜日

自宅でも実機環境!Linuxの超簡単導入

バルテックのアドベントカレンダー12月15日を承った、研修生の中村でございます。

 皆様の熟練した知識とは程遠く、初歩の初歩ではありますが、エンジニアの皆様の憧れであり・苦難であり・愛機(?)たるLinuxのご自宅での実機導入に関して、初心者でも馴染み易く、超簡単な導入を解説してまいりますので、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

 各種Linuxにしても「自宅で実習可能な実機環境」は、総てのエンジニアにとって憧れの的!であります。今回はどのような状況においても、自宅にPCさえあれば実現できる実機環境を、超簡単に導入してしまいましょう!
今回の私は、個人的にオススメする「Linux導入」超簡単編を執筆いたします。目次は以下の通りです。





【1】DVDブートで超簡単!Knoppix Linux(クノーピクス・リナックス)導入



【2】仮想PCボックスVMware!意外に敷居の低い仮想OS環境



それでは、早速参りましょう!

【1】DVDブートで超簡単!Knoppix Linux(クノーピクス・リナックス)導入


 まずは、DVDドライブで起動できてしまうという、物凄いLinuxこと「Knoppix」のご紹介であります。
 このLinuxがDVDドライブのみで動いてしまうのは正に驚愕の一言であり、なにがどうなっているのかワカランチンな私であります。ですが大丈夫!どこの誰でも、自宅PCにDVDドライブがあれば、Knoppixは誰にでも導入していじり倒すことが可能なのです!まずは、ダウンロード兼・日本語版公式HPからご紹介いたします。

<KNOPPIX7.0.2日本語版>
http://www.risec.aist.go.jp/project/knoppix/

①.今回のKnoppixはバージョン7(2014/12/15現在最新)を使用します。上記URLから「knoppix_v7****DVD****_.iso」をクリックし、ダウンロードを開始してください。

②.引き続きまして、そのでっかいISOファイル(4.2GByte少々)のダウンロード中に、「ISOファイルをDVDに書き込み可能なライティングソフトウェア」を探し・インストールしてしまいます。なおこの問題が解決済みの方(ISOライティングソフトが導入済み・DVD作成できる方)は、この項目②を端折ってしまってください。

 まずは「ISOイメージファイルって何?」というところから。ISOイメージファイルとは、ディスクイメージファイルのことです。適したライティングソフトとDVD-Rがあれば、そのDVDが作れてしまうわけです。実務的に言ってしまえば、DVD-ROMをISOファイルへ変換し、PC内でデータとして取り扱え、そのイメージファイル(ISO)を元にまた何枚でもインストールディスクを作ることができます。
 また、今ではISOファイル単体でも対応できるソフトウェア(後述のVMwarePlayerはISOイメージファイル対応なのですよ!)もいくつか出回っております。
 「ライティングソフト」とは、DVDドライブを通じて様々なDVDを作成するソフトウェアのことをさします。データDVDであれ、ありのーままのー(!)映画DVDであれ、ソフトウェアのインストールDVDであれ、基本的(著作権の都合上、様々な制約が課せられておりますが)にはコレだけでDVDを作ることができます。
 さて今回は、KnoppixのISOファイルを元にインストールDVDを作成していきますので、そのISOファイルからインストールディスクを作成するライティングソフトが必要になります。
 おわかり頂けましたでしょうか?(ガッテン!ガッテン!)

 今回私がチョイスしたのはフリーウェア「DVD Decrypter」。英語版のソフトウェアですが、扱い方は超簡単です。早速、下記URLからダウンロードしてインストールしてしまいましょう。

<DVD Decrypter file mirror>
http://www.dvddecrypter.org.uk/

 上記URLからDownload DVD Decrypterを選択し、ダウンロードを開始します。ダウンロードが完了したら、Setupファイルを起動・インストールしていきましょう。
 あ!それと、注意書きなのですが「最近、いろんな有名フリーソフトウェアに余計な自社ソフトウェアを混同してダウンロードさせてしまう悪徳業者」が偏在しております(主にマルウェアとかですね)ので、ご自身で探して・ダウンロードする際はくれぐれもご注意下さいね。なお、私が今回公開するテキストのURLには、「そういった紛い物が無いように」実機で試して確認しておりますので、どうぞご安心くださいませ!
 話が飛んじゃいましたが、DVD Decrypterのインストールウィザードは英語表記ですが、そんなに難しいものではありません。サクサクっと、インストール作業を済ませてしまいましょう。




 インストールが完了したら早速、ダウンロード済みのKnoppixのISOファイルをDVD-Rに書き込みます。



DVD-Rへの書き込みが完了したら、下準備は完了です!
 え?「まだOSのインストールも何もやってない!」ですって?その通り。Knoppixはインストール作業すら不要のLinuxなのです!

③.下準備が完了したところで、早速Knoppixを起動してみましょう!やりかたは超簡単。

  (1).Knoppixの入ったDVDをディスクトレイへ投下。

  (2).PCを再起動。

  (3).PCを該当DVDドライブから起動。
以上!それだけです。

 なお、ここで注意点。デバイス(ドライブとかHDDとかUSBデバイスとか)の起動順序はPCによって異なります。上手く「DVDドライブ(Knoppix)→HDDドライブ」という順序で起動してくれれば、Knoppixは起動するのですが、普段使いのOSが起動してしまうようであれば、恐らくHDDドライブから起動されるように設定されています。そういった場合は、BOOTメニュー(もしくはBIOS画面)から、Knoppix起動先を指定してあげましょう。

 参考として、各PCベンダーさんの起動先チョイスのやり方を記載しておきます。

(1).FUJITSU、DELL、ACER
 電源ON → 即座にF12キーを連打 → BOOT MENUで(Knoppix入りDVDドライブ)を選択。

(2).ヒューレットパッカード(HP)
 電源ON → 即座にF9キーを連打 → BOOT MENUで(Knoppix入りDVDドライブ)を選択。

(3).Panasonic
 電源ON → 即座にF2キーを連打 → BOOT MENUで(Knoppix入りDVDドライブ)を選択。

(4).VAIO(Sony)、NEC、自作PC、上記方法で上手くいかない場合など
VAIOシリーズやNEC、自作PCなどの起動先選択はマザーボードのベンダーに依存します。F12やF8キーで起動することもあれば、BIOSの設定自体を変更しなければならないこともあります。参考までに、VAIOサポートでの記述URLを記載しておきます。

<Sony VAIOネットワーク機器やUSBメモリーから起動させる方法>
http://qa.support.sony.jp/solution/S0911241069542/

 それでも「いや、Knoppixが起動できないんだけど!」と仰る方は、私宛(nakamura0901@gmail.com)へメールをお待ちしております!基本的にリモート操作でHelpDeskいたしますが、場合によってはご自宅出張(無償)も承りますよ~。
 長くなりましたが、晴れて起動した場合、Knoppixのちょっとカッコイイ(?。Coolな女性のアナウンスも出ちゃいます!)ブートメニューが走り始めます。


 前述のGUI画面が表示されたら、起動完了!あとは煮るなり焼くなり、好きにしちゃってください♪







【2】仮想PCボックスVMware!意外に敷居の低い仮想OS環境


 仮想OSだとか仮想環境だとか。なんだか良く判らない「仮想」という言葉が付きまとう世の中ですが、「仮想OS」という言葉を噛み砕いていうと「超お手軽に、自分の普段使いPCで想像上のOSがインストール・使用できる」といったところでしょうか。
 一般的には「つまり、VMwarePlayer上でもう一つのOSが動いている!」という言い方が、一番しっくりくるかと思います。
 文面ではやっぱり判りづらいと思いますので、VMwarePlayerのインターフェイスを見てみると、こんな感じです。



 なんということでしょう!Windowsのウィンドウの中で、Linuxが動いちゃってます!VMwarePlayer...おそろしい子!
 つまり仮想OSとは、普段使いのWindows(VMwareはLinux版もあります)の中で思い思いのOSを動かしてしまう!という技術なのです。VMwarePlayerさえあれば、実機環境を整えるのにLinux用のPCをそろえる必要もなくなりますし、仮想化したOSを瞬時に起動できます。ある程度のスペックさえあれば、ハードウェアの優劣に依存することなく、実機として十二分に立ち振る舞える環境を整えることが出来るのです。
更に、VMwarePlayerがインストールできるOSは「Linux」に限りません。そのOSのインストールディスク(イメージ)とそのライセンスさえあれば、世に出回っている殆どのOSをインストールして使用することができるのです!

 では早速、導入に移ってまいりましょう。わくわく♪

①ダウンロードから、インストールまで。
<VMware Player ダウンロード>
http://www.vmware.com/go/downloadplayer-jp

 いやあ、便利になったもんです。VMwareシリーズのソフトウェアは、昔はユーザー登録なしではダウンロードできなかったもんですけども、VMWarePlayerに関しては、ユーザー登録なしでダウンロードできてしまうようです。
 上記URLから「メジャーバージョン6.0」を選択(最新版Ver.7は32bit OSには対応していません。64bit OSをお持ちの方はVer.7をどうぞ)し「VMware Player for Windows 32-bit and 64-bit」項目の「ダウンロード」ボタンをクリックし、ダウンロードを開始しましょう。

 VMware Playerのダウンロードが終わったら、VMware-player-6.************.exeを起動し、インストールを開始します。そんなに難しいものではございません。下記画像の通り、サクサクっとインストールを推し進めてしまいましょう。


②さあ、Linux OS導入だ!

 今回は、何だか皆さんの間でもメインに使われているLinuxことSent OSを用いて、インストールしてみます。

 私が使っているWindowsは未だに32bit版ですので、32bit版のSent OSを探してきました。

<Sent OS 32bit版 ダウンロードページ>
http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos/6.6/isos/i386/
 32bit版を選んだ方は、上記URLから「CentOS-6.6-i386-bin-DVD1.iso」をダウンロードします。ファイルサイズは4Gbyteと、結構でっかいファイルですので、気長に待ちましょう。

 なお、64bit版のダウンロードページはこちら。

<Sent OS 64bit版 ダウンロードページ>
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/6.6/isos/x86_64/
 64bit版も同じく、「CentOS-6.6-x86_64-bin-DVD1.iso」をダウンロードします。

 VMwareを起動したら「新規仮想マシンの作成」を選択し、ダウンロードを済ませたSent OSのイメージファイル(ISO)を選択します。
 また、Sent OSのインストールディスクをお使いの場合でも、ディスクをドライブに入れてインストーラディスクを選択すれば、同じくインストールができます。


 「新しい仮想マシン ウィザード」を下記の通り、サクサクっと進めて、完了!


 すると早速、Sent OSのインストール画面が走り始めます。


 あとは、ウィザードに沿って、インストールメニューを推し進めて…

 実を言うと、VMwarePlayerでは、Sent OSなどのメジャーOSに関してはインストールを省略できるという、凄い機能が備わっているのです。よって今回は、Sent OSに限っては「言語の選択」や「地域時間」などの設定は全て端折られてしまいました。だからこそ、ラクチン♪なわけですね。
 そして、VIVA!Sent OS!無事にSent OSが起動してくれました♪



 インストール済みの仮想OS達は、VMwarePlayerを起動すると、メニュー一覧に表示されます。





 以降は、起動したい仮想OSを選択して「仮想マシンの再生」を押すと、起動してくれます。

 いかがだったでしょうか?「もうそんなこと知ってるよ!」という方々が大半だとは思いますが、研修生や入社後・日の浅い方々にはお得な情報ではないかと思います。
 Linuxの習得はLPICなどの資格取得では勿論のこと、現場での最先端を担うOSの一つだと思います。今回はその「Linuxへの登竜門」たる皆様のハードルを出来る限り下げてしまえば、取り付き易くなるのではないか、と考え至った次第です。

 また、私個人もLinuxに関する知識は浅はかですが、バルテックに入社させていただいた以上、「ネットワーク」と「サーバOS」と「仮想環境」をテーマに、日々精進させて頂く所存です。Let's!マルチプレイヤー!
 これからも、切磋琢磨させていただければ、大変光栄であります!どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

ではでは、あとぜき!

2014年12月6日土曜日

まずは自己紹介から。

2014年11月より、バルテックへ入社させて頂きました。
今はCCNA取得にむけて修行の日々ですが 、
一日でも早く現場に立てるよう、精進しております。

2014年12月15日にバルテックのアドベントカレンダーを公開させて頂く予定です。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。